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証拠とは、証拠能力を有しないものは証拠とはいいません。
私たち探偵の証拠収集はいかなる場合にも法的に「証拠能力の高い」ものでないといけないと自覚しています。しかし、証拠能力が高いか否かの問題は<経験と実績>そして<確かな技術>を伴うものです。
これまでの多くの現場を踏み、それを報告書にまとめ、そして裁判所で争うとどう判断されるのか?これは<経験と実績>以外には身に付きません。
そして、その報告は見る者に説得力ある内容、第三者が見てもあきらかにそれとわかる内容でなければならず、それには<確かな技術>が伴う訳です。
夫や妻などの夫婦間だけの問題であれば、その証拠がご自身で収集された薄い内容であっても「浮気」「証拠」となるのでしょうが、裁判などで本当の証拠を求められたとき、それが不足したものだと気付く方は多いようです。
では、これまでの例でお客様が自ら所持していると言われた類の証拠がどの様に判断されるのかを見てみましょう。
最近ではLineなどでの浮気相手とのやりとりから浮気が発覚するケースが最も多いと言えます。当人同士で白黒決着をつけるなら充分な証拠となるでしょう。しかし、法的な判断ではこれだけでは状況証拠程度の扱いで、直接的な証拠とはなりません。
これまで内容を拝見しても「愛してる」「ずっと一緒にいようね」などとやりとりが残っていても「冗談で」「ふざけあって」などと言われたらそれ以上の追及が困難になるのです。また、相手の確定も難しかったりと当事者がが認めない以上は証拠とはならい訳です。
明らかに二人で撮影したと思われるデート写真の発見、これも時々拝見することがありますが、それだけでは「他の人も一緒だった」「会いはしたが肉体関係はない」などと最大限の嘘で逃げらることがあります。当然、不貞行為は継続した肉体関係を証明することになるので、参考資料程度の扱いとなります。稀に性行為を撮影した写真や動画を目にする事がありますが、本人らの確定さえ出来れば決定的な証拠といえます。しかし、不貞行為は継続性の証明も必要となる為、完璧というまでには至りません。
誰かが見た、聞いたの話は当然に証拠にはなりません。友人が尾行してラブホテルに駐車中の車を携帯電話で撮影したなどの写真も拝見したことはありますが、車だけ撮影されても色んな口実は浮かんでくるものです。証拠にはならないことは確実なので、ここから不信感を抱き依頼される方は多い部類です。
車に浮気相手を乗せていることがわかった方、部屋に浮気相手を連れ込んでいることがわかった方が、盗聴器やボイスレコーダーなどを仕込んで録音することがあります。これにより不貞関係が明らかだと推認できることもあります。しかし、盗聴行為は違法行為となります。どんな決定的証拠でも違法行為によって得られた証拠は裁判等では証拠として扱われません。
ここまでお読み頂いて、なんだ自分がやっと掴んだ証拠も証拠能力はないんだ。と思われている方もいらっしゃるでしょう。しかし、そうでもありません。逆にそれらの証拠を生かす為の方法があるのです。それは、その裏付けを固めていくこと、つまりは一度はその浮気現場をおさえることを弊社に任せて頂くことです。それさえすれば、これまで証拠不十分な証拠も全てが繋がり、お客様が保有している証拠がより確実なものと変化していくことになる訳です。弊社の調査報告書には、充分なヒアリングの上で他社には記載の少ない<調査経緯>が記載されています。またお客様から提出があればそれらの証拠も併せて挿入添付などをしています。これによって弊社の調査によって収集した明らかな証拠+お客様が保有する証拠の二段構えによって繋がりより強固な証拠となるでしょう。 |
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